電気関係の資格試験において、計算問題を避けて通ることはできません。
計算問題はあきらめて、文章問題で点数を稼ぐぜ!
なんてことをしても、文章問題だけでは合格点に足りません。やはり得点源となるのは計算問題なのです。
電験三種の参考書を買うために書店に行くと、「電気数学」の参考書が目につきます。
ですが、中高レベルの数学の知識があれば、この参考書は要りません。
数学が苦手という方は多いと思います。
かくいう私も、数学は中学~高校時代に「1」をとったこともあり、苦手意識を強く持っていました。なので、数学を勉強し直すつもりで、電気数学の参考書を1冊購入しています。
ですが、電験三種においては数学よりも算数レベルの知識でほとんどカバーすることができます。中学の数学であれば十分でしょう。
具体的には、四則演算、平方根、円周率、三角関数、ベクトル、複素数 が理解できていれば、「電気数学」の参考書は要りません。
私は複素数を理解していなかったので、その点においては役に立ちましたが、それほど深く勉強する必要はありませんでした。理論、電力の計算問題を繰り返す内に身に付いたと思います。
もう1度言います。
電気数学の参考書は要りません。
よく公式を丸暗記する人もいますが、公式にそのまんま代入して答えが出る様な簡単な問題はまずありません。公式を覚えるのではなく、公式が成り立っている意味。それを理解することの方が大切です。
不要な参考書にお金を出すくらいなら、カフェで勉強する時のコーヒー代にしましょう。
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